【寺子屋レポ】セルフブランディングで「世界観」をつくろう。ハンドメイド講座上級編
うがみんしょーらん。
さて、今回は、2019年度 奄美市フリーランス寺子屋
「minneハンドメイド講座」が無事終了しましたので、皆さんにご報告いたします!
9月7日(土)に
「minneハンドメイド講座 上級編」講座
が、奄美市の「あまみ働き方ラボ」で開催されました。
講師は、 minne事業部 作家活動アドバイザー 和田まお先生
今回の講座は、初級と同様に「GMOペパボ株式会社」 minne事業部 作家活動アドバイザー、「和田まお」先生にお越しいただきました。
和田先生は、「minne LAB 世田谷」の作家活動アドバイザーとして、価格設定や撮影、文章の書き方、SNS活用、ブランディング等の相談に対応し、これまで3000名以上の作家と交流されています。
2019年4月に「minneが教える 売れるきほん帖」も出版されました。
受講生13名
minneハンドメイド講座の上級編では、すでにネット販売を始めている方に向けて行いました。
ネット販売の登録までして、作品を出品したはいいものの、なかなか売れない。
ハンドメイド作家として、ネット販売で定期的に収入を得るために、何が必要なのかを学びました。
まずは、自分のブランドの良さを自分でちゃんと説明できているか。
例えば、
「大島紬を使用しています。」と説明するのか、
「奄美大島に住んでいます。大島紬という伝統工芸品があり、幼いころから身近な存在でした。ツヤや渋い色合い引かれ、糸の美しさも知ってもらいたく、紬の糸を使用した今の生活でも使用しやすいアクセサリーを作りました。」
と説明するほうが、大島紬に対しても紬糸のアクセサリーにも興味を持っていただけるのでは。
というように、具体的に例を出しながら、奄美大島や大島紬を全く知らない人に向けてもわかりやすく伝える事、普段思ってはいるけど文章にできていないことを伝える大切さを感じました。
また、自分のブランドを言語化することができないと、しっかりとしたブランディングが定まらない。
その練習として、5人程度で班に分かれ、自己紹介の時間を取りました。
自分のブランド、商品を紹介する。
いつも考えてはいても、実際に言葉にすることをしてきていないと、やはり難しく感じている方が多くいました。
そして、売れない理由を分析できているのか。
イベントに出たからこの月は売れた。だけではなく
イベントでもリピーターさんが来たのか。定番商品が売れたのか、季節商品なのか。どのような人かイベントに来たのか。
など、なぜ売れたのか。なぜ売れないのかを把握している人が少ないということ。
そして、把握したうえで改善をしていかないといけないことを学びました。
その後も自分を表現する写真についてでは、ペルソナ像やブランディングが必要で、ただ好きなものを集めるだけではいけないこと。
ファンを増やすための考え方として、ブログではこだわりを伝え、SNSでは最近の話を盛り込んで使用方法を分けるなど、購入者の目線も考えながら、具体的に話をしていただきとても納得できる講座となりました。
楽しくハンドメイド作品を作っているだけでは、やはりちゃんと収入が得られません。
ネット販売も楽ではない。売れている人か、しっかりとしたブランディングや、情報の更新など、まめに行っているんだということを再確認しました。
受講生の方からは、
「考えたくなくて楽しい方、楽な法へ逃げていたと痛感。」
「奄美にいながら、中身の濃い講座を受講できてとても充実した時間でした。」
「自分の作品を手にする方々が喜んでもらえるように一人ひとりファンを増やしていけたらと思います。」
「ネットでの販売をどうしたらよいのか悩んでいたので、価格設定、どういうターゲットに向けて売るのか等…すごく勉強になりました。」
「帰ってminneでの販売を今日のことを思い出しながらやっていこうと思います。」
「想像しやすい具体的な説明でした。「こうでなくてはいけない」という伝え方ではなく、ヒントを明確に下さったセミナーでした。」
「長くハンドメイドに携わっていても常に悩みや問題は発生する。それを乗り越えるヒントになった。」
「自分の作品と向き合おうと思います。」
「ブランドイメージの大切さがよくわかった。」
「ブランディングや今後の方針に悩んでいたのでとても参考になりました。」
「ターゲットの絞り方、発信の方法など新しくチャレンジします。」
などの、ご感想をいただいております。
和田先生、受講生の皆さん、ありがとうございました!