「Innoアカデミー」ハンドメイド部一期生との活動が修了。2名が卒業しました//
夢や目標に向かって頑張るハンドメイド作家さんをサポートするために立ち上げた「Innoアカデミー」ハンドメイド部。
令和4年度奄美市フリーランス支援事業の一環で、今回、奄美市在住のハンドメイド作家2名がアドバイスやサポートを受けながら、濃密で充実した学び・活動を行いました。その様子をご報告いたします!
今回ハンドメイド部をスタートさせるにあたり、メンバーを募集。
参加資格は、以下3つです。
●奄美市在住でハンドメイド作品を作って販売したい(している)方
●客観的なアドバイス、サポートを求めている方
●夢に向かって確実に歩みを進めたい方
予想を上回る数のご応募をいただき、お一人お一人と面談をしながら今回のハンドメイド部メンバーである、「rotsui」の友原さん。「布小物屋BLANCHE」の久保さんに決定いたしました。
ハンドメイド部の活動にあたり、顧問として多大なサポートをいただいたのは、minne作家活動アドバイザー和田まおさん。まおさんなくては成り立たなかった特別で贅沢な時間を共に過ごしてきました。
|毎月の定例会と課題
活動の一つとして、毎月、奄美市WorkStyle Lab Innoにて定例会を行いました。
作家のおふたりに加え、minneの和田まおさん(Zoom参加)、奄美市担当者、しーま担当者が参加。
定例会では作家2名の現状や悩み、苦労しているところなどを共有し、minneの和田まおさんより課題やアドバイスをいただきました◎。
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■ハンドメイド部スタートの会でお話しのあったそれぞれの課題
rotsuiさんの重点課題は「差別化と自己理解」
久保さんの重点課題は「プレゼンテーション力」
(一部分のみ公開)
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毎回出していただく『課題』は、作家お一人お一人の目指すもの、進んでいきたい方向を理解していただいた的確すぎるものでした。作家2名も課題にしっかり向き合い、自問自答しながらも毎月提出し、フィードバックをいただくことができました。
このような形で全6回の定例会を行い、毎回ブラッシュアップされる作家2名の作品、商品紹介文、写真。そして何より感じたのは、作家としての向上心がどんどん高くなってきたことです!
一人で活動していると気付けなかったこと。解決できなかったことを、一つずつしっかりクリアしていきました。
|寺子屋講座「ハンドメイド作品の販売戦略。目に止まる販売ブースと仕掛けづくり」を受講
2022年11月には、ハンドメイド部顧問でもあるminneの和田まおさんのよる講座を受講しました。こちらはフリーランス寺子屋の講座の一つです。
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【講座内容】「ハンドメイド作品の販売戦略。目に止まる販売ブースと仕掛けづくり」
1.ものづくりを伝える情報整理
~ネット販売の基本
~売るための最低条件
2.販売における心得
3.イベント準備
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2022年12月のハンドメイドイベント「あまみハンドメイド大賞・ハンドメイドマーケット」開催前ということもあり、ハンドメイド部の作家2名もすぐに学んだことを実践していきました。
※講座のレポートはこちらから
|集大成として挑んだ「第7回あまみハンドメイド大賞・ハンドメイドマーケット」
2022年12月18日、奄美市と株式会社しーま共催のハンドメイドイベント「第7回あまみハンドメイド大賞・ハンドメイドマーケット」に出店しました。
ハンドメイド部と、寺子屋講座で学んだことを活かす集大成の場として、作家2名もそれぞれの課題点を克服しながら当日に挑みました。
課題にもあがっていた、
・作品の値付け
・イベントまでのSNS投稿
・ブースのつくりかた、魅せ方
・新しい作品作りへのチャレンジ(高価格帯商品の制作)
・ショップカードの配布
などなど、以前のイベント出店時よりも売り上げが上がったり、来場者からの「良かったブース」として名前を挙げていただくなど成果を出すことができました。
そして、ハンドメイド作品のコンテスト「あまみハンドメイド大賞」では、布小物屋BLANCHEの久保さんが、なんと、グランプリと奄美市賞をW受賞!見事、副賞である関東圏での大規模イベント出店の権利を得ることができました。この喜びはひとしお。ハンドメイド部定例会でも、出店へ向けてのサポートが始まりました!
|2023年3月cottaマルシェに出店
「あまみハンドメイド大賞」受賞の副賞である、関東圏での大規模イベント出店。出店先は、2023年3月4‐5日に横浜で開催される『cottaマルシェ』に決まりました。
イベントに合わせたお客様層の想定や大規模イベントに向けた出店準備を、ハンドメイド部定例会の中でもサポート。
布小物屋BLANCHEの久保さんは、大島紬のハギレでつくるテディベア「奄美の森のくまさん」をメインに制作。使用する素材、価格設定、ブースディスプレイなど一緒に検討し進めていきました。
イベント当日は、minneの和田まおさんにもアドバイスをいただいた、「奄美大島から来ました」という大きなポップを掲げたことで、奄美にゆかりのある方や興味を寄せてくださる方がたくさんブースに来てくださいました。奄美のこと、大島紬のことをたくさんお話できて良かった。と久保さんも嬉しそうに話してくださいました。
課題も見え、次への制作意欲も湧いたという久保さんの今後も楽しみです!
|ハンドメイド部、卒業のとき
いよいよ3月、ハンドメイド部一期生の活動が修了となりました。
ご参加いただいた作家2名に振り返りをいただい中から抜粋してご紹介します。
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●rotsui 友原さん
・初めての委託販売が決まった。
・物づくりに対する意識の変化があった。
・自分の作品を手にしてほしいターゲット像が明確になった。
・売上目標について改めて考える機会をいただき、意識が変化した。適正価格で販売していくようにしたい。
・ワンランク上の作品をつくることができた。
●布小物屋BLANCHE 久保さん
・SNSに苦戦しつつも、活用を頑張った。
・自分の作品への愛情が深まった。
・自信がつき、これからも長く活動を続けていく意欲となった。
・継続的に大規模イベントへ出店をしていきたい。
・まお先生に一問一答いただくことができ、ノートにどれほど書き留めたことか。収穫がたくさんあった。
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一人一人、個々の課題点に寄り添い、サポートをさせていただいたハンドメイド部。約5ヵ月間で全6回の定例会となりましたが、作家さんの努力と想いの部分。そしてminneの和田まおさんのさすがのアドバイスと導きで、他にない特別な時間を過ごすことができました。
この機会と経験が、今後の作家活動に活かされ、ますます素敵な作家さんになられることを願っています!
奄美市と株式会社しーまでは、今後もさまざまな形でフリーランス支援、作家支援をしていきます。
ハンドメイド部一期生~作家紹介~
●rotsui
minne:
https://minne.com/@rotsui
Instagram:
https://www.instagram.com/rotsui_/
●布小物屋BLANCHE
minne:
https://minne.com/@blanche77
Instagram:
https://www.instagram.com/blanche.amami/
https://www.instagram.com/moko.moko3889/