奄美市が提携するIT企業を訪問しました
こんにちは。
奄美市フリーランス寺子屋を今年度も担当します、しーまブログです。
今年度の寺子屋開講を前に、奄美市が提携する各関係企業をまわり、昨年度報告と現状把握、今年度講座の内容についての打ち合わせを行うため、2017年4月に東京を訪れました。
現在奄美市が提携し、寺子屋の講師をお願いしている4社を訪問。
奄美市側からは、奄美市商水情報課、奄美市東京事務所、勝眞一郎奄美市産業創出プロデューサー、しーまブログが出席いたしました。
■minne by GMOペパボ
https://minne.com/
https://pepabo.com/
昨年度はフリーランス育成の一環として、WEB販売ができるハンドメイド作家育成をminneの協力のもと講座開催。
基礎内容を講義する一般向け講座と、すでにWEB販売を行っている作家に限定した中級者講座に分けて実施しました。
特に中級者講座では、写真の撮り方、テキストの作成などをminne作家活動アドバイザーの和田まおさんが丁寧に指導。その結果、minneトップページのピックアップに掲載され、お気に入り数516などの飛躍的な効果が見られた作家も。
また、今年2月には第1回あまみハンドメイド大賞とハンドメイドマーケットを開催。多数の出品作品を審査し、創作熱の引き上げと全国へ向けた「奄美のものづくり」発信に寄与していただけました。
今年度も同様の講座を設け、さらに新しい作家の発掘とスキルアップを図ることを申し合わせました。
■schoo(スクー)
schooは最先端のITスキルやプログラミング、Webデザイン、ビジネススキルなどに特化した、オンライン動画学習サービスを提供しています。奄美市との提携では、奄美市に住民票がある、あるいは本籍地がある人に限って1年間録画も含めて見放題(プレミアムプラン)に無料で入れるアカウントを100提供。
詳細はこちらから→https://www.amami-freelance.com/news/348.html
現状報告では、「奄美市アカウントは現状100アカウント中52アカウントまで提供済。さらに宣伝を強化していく」ことを申し合わせ。
今年度取り組みとしては、
・寺子屋事業との連携・・・ライティング、商用写真、ハンドメイドの各講座の事前学習課題としてshoo動画の視聴を講座プログラムに盛り込む。
などの提案がありました。schooさんの動画は、離島でも関係なくIT環境があればどこでも学ぶことができるのが魅力。教育を受ける機会が絶対的に少ない奄美にとってまさにうってつけの学習システムだと思います。今年度は寺子屋とも連携して、さらに学習を深めていきたいと思います。
■PIXTA(ピクスタ)
https://pixta.jp/PIXTAは、2430万点の高品質の画像素材(写真やイラスト)をもつストックフォトサイト。昨年度はなじみのないストックフォトについて学ぶとともに、「売れる」写真の撮り方を実践していきました。
今年度取り組みとしては、観光フォトライター育成のなかで、写真講座を設けていくのと、SNSなどで講座生のグループをつくり、講座のアフターフォローをしっかりとしていくこと。またPIXTAで不足している奄美関連写真などの情報を適宜挙げてもらい、向上心を高める-ことなどが提案されました。
■Lancers(ランサーズ)
インターネットを通じて仕事の受発注を行うクラウドソーシング業界大手のランサーズ。
今年度はライティング講座の柱とする「SEOライティング講座」を補完・拡充するための、クラウドソーシングを活用したWEBライティングについて学ぶ講座実施を依頼。
ランサーズ側からは、参加者のネットワーク機能や相互に助け合えるシステムを構築して講座生の仕事への継続性を高める取り組みなどをご提案いただきました。
ランサーズさんが活躍する、「クラウドソーシング」はどこにいても誰でも、プラットホームにある幅広いレベルの仕事にチャレンジできるもの。このお話をすると、多くの人がその可能性に気がつき、目を輝かせるのをこれまでに幾度も目の当たりにしてきました。今年度も、離島であっても、離島であるからこその可能性がたくさんあるのだということの気づきをたくさんいただければと思います。